・「とても傷つきやすいのに、刺激を求めずにはいられない」
・「興味が次々に移り変わり、物事が長続きしない」
・「何事も人並み以上にできるが、極める前に辞めてしまう」
・「いつも現状に満足できていない自分がいる」
いつもこのような劣等感やモヤモヤを感じていませんか?
もしかすると、あなたは全人口のうちたった6%の「HSS型HSP」かもしれません。
あなたがHSS型HSPの気質を開花させるために、まずやるべきことは「HSS型HSPを知ること」です。
たった6%のHSS型HSPが能力を発揮するためには、日々生き辛さを感じている”世の中の普通”から脱する必要があります。
結論、HSS型HSPにおすすめしたいのは「パラレルワーク」という働き方です。
本記事では、「HSS型HSPの特徴」と「HSS型HSP気質を活かす働き方」をご紹介します。
HSS型HSP(刺激追及型内向的HSP)とは
HSS型HSPとは、HSSの「刺激を求める気質」とHSPの「繊細で内向的な気質」両方を併せもった人のことをいいます。
【HSPの特徴】
・刺激に対して敏感でドッと疲れやすい
・物事を深く考えて行動することができる
・想像力が豊かで、1を聞けば10を把握できる
・五感が鋭い(視覚、聴覚、嗅覚etc…)
上記のHSP気質に、刺激を求めるHSS気質が加わったのがHSS型HSPの特徴です。具体的には次のような特徴があります。
【HSS型HSPの特徴】
・外部に刺激を求めにいくが、過敏に反応してしまいすぐに疲れてしまう
・何かとコツを掴むのが早く、人並み以上にできることが多い
・好奇心が強く興味が次々と移り変わってしまい、物事が長続きしない
・警戒心が強いため、物事を始めるにあたり下調べを入念すぎるほど行う
・いざ積極的に行動に移しても、小さな失敗や人から言われたことを引きずってしまう
・初対面の人と打ち解けるのは得意だが、2回目以降は距離感の掴み方が分からなくなる
・無理をして明るく活発に振る舞うため、周りの人から優等生に見られやすい
一見矛盾しているようなHSS型HSPの特徴ですが、思い返すと共感できる部分も多いのではないでしょうか?
ご覧いただいたように、常に自己矛盾を抱えているのがHSS型HSPの大きな特徴です。
HSPとHSSは真逆で併存しない気質に思えますが、実はHSPの人の中にはHSS気質をもち合わせた人がいるのです。
HSS型HSPが「たった6%の天才」といわれる理由
実は、HSS型HSPには”天才”が多いといわれています。その理由には、HSPとHSSそれぞれの気質が関係しています。
HSPの「物事を深く考えられる」気質と、HSSの「物事に対する好奇心が強い」気質が組み合わさることによって、HSS型HSPには勉強熱心で多くの知識・スキルをもっている人が多く見受けられます。
また、”初心者であること”を何度も経験しているため、コツを掴むのが早いこともHSS型HSPの特徴。
割とすんなり人並み以上にできてしまうため、周りの人から「○○は何でもできる」「天才肌」という印象を持たれやすいです。
活発なHSS気質が原動力となり、ビジネスなどで大きな成功を収める可能性は高いといえます。ただし、繊細なHSP気質も合わせもっていることを忘れてはいけません。
HSS型HSPは”自分に適した環境 (生き方)”でしか天才になれません。周りに気を遣い、他人の言動に怯えてしまう繊細なHSP気質を発揮せざるをえない環境では、HSS型HSPはポンコツになります。
ここが一番大事なのでもう一度お伝えします。
「HSS型HSPの才能を生かすも殺すも”環境”次第」=「HSS型HSPの才能を開花させるためには、適した環境に身を置く必要がある」
残酷なことをお伝えしますが、”自分を守れるのは自分だけ”です。このまま時が経つのを待っていても、誰も手を差し伸べてくれません。”その環境に置かれている”のではなく”自分がその環境を選んでいる”ということに気付くことが、HSS型HSPの才能を開花させるスタートになります。
HSS型HSP気質を活かす生き方 【結論:パラレルワークです】
HSS型HSPにおすすめの働き方は「パラレルワーク」です。
パラレルワーク (parallel work) : 本業を1つに定めず、2種類以上の仕事を同時に掛け持ちする働き方。 営利目的のビジネス以外にも、ボランティア活動やNPO活動などの社会貢献・研究・創作活動も含まれる。
私は本業の人事(採用担当)と副業(webライター・SNS運用)で、複数の顔をもち生計を立てています。いわば自分の裁量権を増やす生き方といえるでしょう。自分で考えて行動ができるHSS型HSPにとって、このパラレルワークは非常に相性が良いです。
今回はこの「パラレルワーク」という働き方があることを知っていただければ幸いです。
次回以降の記事では、「パラレルワークのメリット・デメリット」「パラレルワークに適した仕事」についてご紹介します。
では、今回はこの辺りで失礼します。最後までご覧いただきありがとうございました。
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